築き上げてきた資産
2015年1月13日(火曜日)
任意整理は一般的に債務整理というようにも呼んでいておのおのの債権を持つものへの支払いを継続することを選択する借金整理の選択肢です。
一般的な手続きとしては司法書士もしくは弁護士有資格者貸方と借り手の間に立って示談し利息を定めている法律に照らしながら利息の適用し直しを行いもう一度計算した借りているお金の元金に対する借入金利を減らすことにより36か月くらいの時間をめどに返済をしていく整理手順です。
この手続きの場合には警察等の公の機関が関与することはないため別の選択肢と比べると、手続きを取った場合における不利益があまりなく、過程そのものが依頼人にとってそんなにストレスにならないので、真っ先に考慮してほしい方法になります。
または、債権を有する者がヤミ金といったようなとても高額な利子だった場合は利息制限法で定められている金利以上に払い込んだ利息においては借入金の元金に適用するとみなされ借入元金自体をカットすることも不可能ではありません。
だから、サラリーマン金融といったようなとても高額な年利を取るところへある程度長い期間返している例では金額を減額できる場合もありますし、10年以上返済し続けている例では負債そのものが償却される場合もあります。
任意の整理のポイントについては、破産手続きとは違いある部分だけの借金のみを処理していくことになりますので、他に連帯保証人が関係している借入金を除いて検討したい場合や自動車ローンの分を除いて手続きをする場合などでも用いることも可能になりますし、築き上げてきた資産を放棄してしまうことは必要とされていないので、投資信託や有価証券自分の資産を所有していて、手放してしまいたくない状況でも有効な借金整理の手順になります。
ただし、今後返済が必要となる額と実際として可能な収入を比較検討して、妥当な範囲で完済が見通せるのであれば任意での手続きで進めるほうが良いですが、破産手続きとは異なって負債自体がなくなってしまうのではありませんので、借金の額が大きい場合においては、実際に任意での整理の選択肢を選ぶのは容易ではないということがいえるでしょう。
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